接着剤が硬化する前に塩ビタイル表層に急激な温度変化(高温から低温)が与えられた事により、
塩ビタイルの表層が先に冷やされ収縮が起こり上反りが生じることが考えられます。
対応策としては、突き上げと同様にタイルを現場の雰囲気温度に馴染ませる事が重要視されます。
注意事項としては、突き上げ現象を起こしてから温度が下がった場合、突き上げた形状を残したまま収縮によるジョイント部の隙間が生じ、反りと同様の現象となることがあるため、見分ける事が難しくなります。